人生は伏線回収 自分史⑧ 人生を変えた沖縄一人旅
- 田中真美子
- 6月12日
- 読了時間: 6分
こんにちは!
豊田市のパワースポット
自分開花サロンBe-jin主宰
内なる調律師 田中真美子です。
シリーズでお伝えしている自分史シリーズ
波に乗ってきたので、一気に行きます。

前回までの記事はこちら
頑張ることの限界に達し
内側(ちびまみこ)からの悲鳴を聞いた私
ちびまみこの要望通り
旅行に行くことにしました。
飛行機に乗りたい!
海が見たい!
ってことで、行き先は沖縄
飛行機と宿だけ予約して
あとはノープラン、ノーリサーチで
その日の気分で動くことに決めました。
テーマは
「いかに無駄な時間を過ごすか」
レンタカーも借りず
バスと徒歩で移動するなど、
とにかく無駄な時間を
過ごす環境を整えました。
効率を重視してきた私にとって
これは、かなりのチャレンジ
これまで旅行と言えば
セミナーとか、誰かに会いに行くとか
明確な目的があって
何の目的もない旅行なんて初めて
ドキドキしながら、飛行機の予約をしました。
(無駄な時間を過ごす
ってことが目的なんだけど
私にとってはそれは目的とは
言えなかった)
水曜日が一番飛行機が安かったので
水曜日出発、水曜日帰着に決定
宿は、那覇からそれほど離れていない
海沿いで探そうと
Googleマップで見てみると
那覇からちょうど右に行った海沿いに
一つだけホテルマークを発見
そこにしました。
このホテルが大正解で
ワンルームマンションをホテルとして
貸し出している所なので
キッチンや洗濯機があり
ラグジュアリー感はありませんが
暮らすように旅をしたい私にとって
最高の宿でした。
そして、観光地でないこの場所に
滞在したことも良かった。
夕食は近所の居酒屋のような所に
行っていたのですが
お客さんは常連さんばかり。
そんな中にいかにもよそ者の
しかも女性一人のお客さんが来たもんだから
みんな、色々聞いてくるわけです。
どこから?
何しに?
いつまでいるの?
どこ行くの?
家族は?
などなど・・
男社会で生きてきた私
おじさんの相手は得意なので(笑)
ワケありな人のふりをして、
楽しんでいたのですが
初日に運命の出会いがあったのです。
初日に行った居酒屋で隣にいた方が
タクシーの運転手さんで
観光地情報を教えてくれました。
あまりあちこち行くつもりもなかったので
適当に聞き流していたのですが(失礼!)
神の島 久高島と斎場御嶽
には行った方がいい
と言われ
「神の島」という言葉に
私のアンテナが反応
そこから、いろいろ聞いてみると
琉球王国を作った神様が
降り立ったとされている島で
ここからバスで行けそうだ
ということがわかり
(もちろんタクシーの営業されたけど
丁重にお断り)
これは滞在中に行っておかねば
と思いました。
私は全然知らなかったけど
スピ界隈では有名な島らしく
行ける人しか行けないとか
そのあと話した地元の人は
久高島なんて行って面白いの?
って人ばかりだったから
初日にこの話を聞いたのは
運命としか思えない。
本島からフェリーで20分ほどの
久高島は
島の至るとこに聖域があり
空気が澄んでいて、
なんとも神秘的な場所でした。

結局、滞在中に2回
行くことになったのですが
この島でただ、海を眺めたり
誰もいない浜辺で
大声で歌を歌ってみたり
ゆったり過ごしていたら
リラックスするって・・
力を抜くって・・
ぼーっとするって・・
こういうことなんだ!
と、生まれて初めてわかり
今まで、
いかに力を入れて生きてきたのかが
ようやく分かったのです。
それまで、いろんな人に散々、
力を抜いて!
ぼーっとして!
と言われてきたけど
どうしたらいいのかわからなかったし
そもそも力が入っている自覚もなかった。
でも、久高島の空気が
私の緊張を芯からほぐしてくれたのです。
そして、心底リラックスしたら
悩みのほとんどは
どうでもよくなるんじゃないかなと思いました。
さらに、その3日後に行った
斎場御嶽で、また奇跡の体験をします。
斎場御嶽は、世界遺産にもなっている聖地で
久高島を本島から拝む場所
初日に会ったタクシーの運転手さんの
おすすめの場所です。
朝一番のバスに乗って意気揚々と
現地に向かうと、思ったより人が少ない
なんだか嫌な予感がして
入場券売り場にいくとまさかの休み!
休みなんてあるんだ!と思って
掲示板をみると
聖地としての静寂さを確保するため
毎年6日間が休息日になっているとのこと!
年6日間のうちの1日に
ヒットしてしまうとは!?
がっかり感半端なかったですが
仕方ないので、
せめてエネルギーを浴びていこうと
周囲を歩くことに
トコトコ歩いていくと
ちょうど斎場御嶽の裏側に当たる所に
個人の美術館と併設のカフェがありました。
ほぼ貸切のような美術館でまったりし
カフェでランチすることにしました。
カフェのスタッフさんが
みなさん親切で、話しかけてくれ
斎場御嶽が休みで残念だったと伝えると
「あのあたりが斎場御嶽で
ここは裏側に当たるので
エネルギーは
中と同じくらい注がれていますよ。」
と教えてくださいました。
そうか、来て良かったと
食事を済ませて外に出ると
世界が今まで見たこともないくらい
キラキラと輝いて見えて
木々たちや、草たちがようこそ〜
と迎えてくれてるような
たくさんの蝶々がひらひらと舞い
サギが飛び立って
何か祝福してくれているような

特に何があるというわけではない
ただの小道だったんだけど
何かわからないけど
とても美しくて
無償に幸せで
涙が溢れて止まらなくなりました。
(今でもこの写真をみるとうるうるしちゃう)
言葉では、感動の1/100も
伝えられないのですが
この世のものとは思えない感動でした。
これは一瞥体験というものだったのかな
と思っています。
2023年11月の出来事
自分の中で大きく何かが変わった瞬間でした。
【前回の記事】
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